2010年度活動報告（役員）

2010年度活動報告（役員）

カトリック長岡教会　2010年度活動報告

カトリック長岡教会　役員


　2010年度は「召命パート２」として司教から信徒一人ひとりが自分にとっての召命が何かを考えるようによびかけられました。私たちは機会あるごとに自分たちの召命を考えてきました。自分の能力や時間を使い、積極的に共同体の仕事を分担すること、ミサでいただいた力を日常生活に持って帰り、社会の中で福音宣教を行うことを心掛けてきました。2010年度の4つの活動方針について以下に報告します。


１）部会制を活性化する

　信徒が共同体のために働きたいという精神からどの部署も活発に活動してきたと思います。転居や病気のため活動できるメンバーが減少している部署も、メンバーの少しずつの負担増や、部署を越えての協力で補われています。


２）信徒同士が共に祈り、喜びをもって奉仕しあう

　共同体のメンバーの心配や不安なこと、また喜びの折にも心を一つにして祈る機会が多かったと思います。教会のミサにあずかれない信徒には、定期的に訪問し御聖体が受けられるようにつとめています。


３）地域社会に積極的にはたらきかけ福音を伝える

　信徒が教会だけに留まらず、ボランティアで地域に貢献している人が多くいます。

ホームページの充実は教会への入り口になっていて教会を訪れる人がすこしづつ増えています。ブロック行事としてのウォーカソンを地域社会への働きかけととらえ、いのちの電話の勉強会、募金活動にも大勢の信徒が協力しました。


４）神の呼びかけに目覚めているように共同体の信仰教育を充実させる

　子供たちへの信仰教育は日曜学校というかたちで教育部メンバーの奉仕でおこなわれています。また、子供たちの仲間づくりを大事にして、西ブロックの他教会とも協力しています。入門講座では求道者と信徒も共に学習し、よい交流の場にもなっています。指導神父の不在のときには担当の信徒が勉強会をすすめています。

信徒がともに祈り学ぶグループや、新たに宗教書の読書会もはじまりました。


以上のように、4つの課題において、信徒がよく協力して歩みをすすめていると思います。しかし、初めて教会を訪れた人や外国籍の人にも、共同体の一員となってもらうように心掛けていますが、容易ではありません。キリストに養われているわたしたちがより信仰の喜びにみちた共同体となるように努めていきたいと思います。