主日ミサの聖体奉仕

主日ミサの聖体奉仕について

カトリック長岡教会
1．「主の祈り」が始まると
　　① 左側通路から前に進む。
　　② 階段下でスリッパを履いて祭壇に向かって深く一礼して段を上る。
　　③ 奉仕者用手洗容器で手を洗いマヌテルギウム(奉仕者用手ぬぐい)で拭く。
　　④ 祭壇左端にコルポラーレ(聖体布)を広げる。
　　⑤ 続いて司祭から聖櫃の鍵を受け取り扉を開け深く一礼する。
　　⑥ チボリウム(聖体器)を運び祭壇左端のコルポラーレの上に置き蓋を取る。
　　⑦ 左側説教台付近で待つ。
2．司祭が聖体器・カリスを祭壇左端のコルポラーレの上に置くと
　　①チボリウムを持って段を下り、司祭の右横(祭壇に向かって左側)に並ぶ。
　　②「キリストのからだ」と唱えながら聖体を示し、信者が「ｱｰﾒﾝ」と答えてから聖体を授ける。
　　③未信者・初聖体前の子供等には恵みを願う祈り「神さまの恵みが(あなたに)ありますように」
　　　と唱えながら肩に手を置く。(注意：十字架の印は行わないこと)
3．侍者・聖体奉仕者の聖体拝領
　　①司祭から侍者・聖体奉仕者の順に拝領する。
4．聖体拝領が終われば
　　①チボリウムを祭壇左端のコルポラーレの上に置き祭壇の左側で待つ
5．司祭が残った聖体をチボリウムに入れ祭壇左端のコルポラーレの上に置くと
　　①チボリウムを聖櫃に入れる。
　　②深く一礼して扉を閉め、鍵をかける。
　　③祭壇左端のコルポラーレをたたみ鍵をその上に置く。
　　④左側より段を下り、祭壇に向かって深く一礼して自席に戻る。
注意すること
＊聖体奉仕者はスリッパを履くこと。（左側階段下にある）
＊万一聖体が不足した場合は司祭から分けてもらうか必要な個数に割って授けること。
＊病床訪問のため携帯用ピクシス(携帯用聖体器)が用意されている時は必要な個数入れること。
典礼用品名称と用途
　①プリフィカトリウム(聖餐布)：カリスやチボリウム(聖体器)を拭く三つ折りの中央に十字架の印が
　　ある長方形の布
　②コルポラーレ(聖体布)：聖体器やカリスの下に敷く九つ折りの中央または端に十字架の印があ
　　る正方形の布
　③パラ：カリスの上に置く硬い布
　④カリス(聖杯)：ぶどう酒を聖別する杯
　⑤パテナ(聖体皿)：司祭用ホスチアをのせる浅い皿
　⑥チボリウム(聖体器)：聖体を入れる蓋付の容器
　⑦ピクシス(携帯用聖体器)：病床訪問などに聖体を入れて携帯する容器
　⑧マヌテルギウム：手拭き用の四つ折りの長方形の布。端に十字架の印
改定履歴
1．2000年5月14日  作成　　
2. 2006年5月21日  改定  手洗容器2組（司祭・奉仕者用）使用、ｺﾙﾎﾟﾗｰﾚ2枚（中央・左端）使用、祝福を頭に手を置くに変更　
3．2007年5月27日  改定　作法追加、言葉の統一、注意すること追加
4. 2007年10月28日 改定「祝福」から「恵みを願う祈り」、頭から肩に手を置くに変更、典礼用品の名称と用途追記
5. 2008年8月31日  改定　2-③項に(注意：十字架の印は行わないこと)追記
6．2009年9月27日  改定　5月13日教区からの通知により聖体を御血に浸して拝領することが禁止となったためｶﾘｽ捧侍を削除　ミサ典礼書総則160（参照：あがないの秘跡94、104）の順守のため
7. 2010年4月25日　改定　所作一部追加、典礼用品の説明追加