2011年度活動報告（役員）

2011年度活動報告（役員）

カトリック長岡教会　201１年度活動報告

カトリック長岡教会　役員


　今年はブロック再編成により京丹ブロックが誕生しました。西院教会が一緒になり、モデラトールの異動もありました。聖体拝領を伴う集会祭儀はなくなり、第一日曜日は前晩のミサになりました。夜のミサにあずかる困難さを感じている方もいらっしゃると思います。新しいブロック会議では、西ブロック時代を漫然と踏襲することがないように「ゼロスタート」を合言葉に話し合いを重ねてきました。そのため昨年まで恒例として行われていたブロックの行事や活動はいったん停止し、それが小教区の活動にも多大な影響を与えました。
　昨年の司教年頭書簡では「信仰」がテーマでした。大塚司教は「私たちの回心と信仰の成熟を目ざしたい」と述べておられます。それを受けて作った５つの活動方針について以下に報告します。

１）信仰の成熟をめざした活動を充実させます
　昨年は西ブロック時代の活動が一旦停止する中でいいもの、必要なものは続けようという努力がありました。例えば、以前は集会祭儀の中で行っていた分かち合いを毎月一回ミサの後に行うようにしたことや、長岡教会で続けてきた年二回の黙想会を続けたことです。新ブロックが始まって様々な変化はありますが、西ブロック時代の長岡教会の実りである分かち合いと黙想会を継続できたことは、意義が大きいと思います。京丹ブロックにおいても、分かち合いと黙想会が信仰の成熟につながることを期待します。

２）地域社会に向かって福音宣教をする開かれた教会をめざします
　ボランティアで地域に貢献している人が多くいます。ホームページは教会への入り口の役目も果たしており教会を訪れる人が少しずつ増えています。ただ長岡教会は地域と密接な結び付きがあるとは言えず、「開かれた教会」とはどのようなものなのか、「開かれた教会」になるために何をすべきなのか、については今後も話し合いを続けていく必要があります。

３）部会制の更なる充実のため、信徒への積極的な参加を勧めます
　各部部長の声かけなどの努力により、複数の部会に関わる人が増えている部会もあります。しかし、部会活動に参加できる人の数はだんだん減っており、奉仕のしかたを考えていかなければなりません。

４）高齢の信徒のニーズに合わせた取り組みをします
　教会のミサにあずかることができない信徒を聖体奉仕者が定期的に訪問して、ご聖体を受けられるようにしています。また、「秋のお楽しみ会」には多数の高齢の方たちも参加することができました。

５）青・壮年層が教会活動に参加するよう働きかけをします
　教会からの発信方法や内容を話し合い、準備を進めています。