2009年度活動報告（役員）

2009年度活動報告（役員）

カトリック長岡教会  2009年度活動報告


カトリック長岡教会  役員

 昨年の司教年頭書簡では，共同宣教司牧を力強く推進し，福音宣教の使命を果たすための大きな課題である『召命 〜京都教区21世紀召命促進元年〜』がテーマとして与えられました．そして，長岡教会で共同宣教司牧が始まって11年という新しい10年の初めの年を，部会制の充実，共同体の成長，地域社会に開かれた教会づくり，そして，信仰教育の充実とそのシステム作りを課題として掲げ，共同体の成長と召命につながる信仰教育の充実に努めてきました．

［部会制のさらなる充実］
　全員参加の部会制が浸透し，各自が自分のたまものに応じて，自発的に奉仕していると感じています．また，自主的に所属を増やしたり変えたりして，マンネリ化を起こさぬようにしている信者も多くいるように思います．また，ブロックの垣根を越えた交流もあり，新たな取り組みに挑戦する姿勢を持った部会制へと充実していることと思っています．

［奉仕し合い，祈り合う共同体のさらなる成長］
　集会祭儀での分かち合いも，すっかり地に着いてきました．そしてテーマが，日々の取り組みに関するものから，みことばにかかわる視点へと深化してきたと思います．また，四旬節と待降節に，信徒が自主的に企画し，みことばを聞き，分かち合う黙想会を開催して，祈り合う共同体への成長を目指しています．

［地域社会との結びつきを考えた開かれた教会づくり］
　信徒の提案により，地域へのさまざまな奉仕が，少しずつ充実してきています．また，ホームページを通じて，ミサに来られる人が出てきました．

［信仰教育の充実，そしてその新たなシステムづくり］
　子供たちへの信仰教育は，教育部メンバーの奉仕により引き続き行われています．また，ブロック行事として，お泊まり会も定例となりました．入門講座は，求道者と信徒相互の学習と分かち合いの場となっています．

［課題］
　４つの課題それぞれは，着実に歩みを進めていると思います．しかしながら，司教年頭書簡における召命促進の取組みとして，召命について｢知り｣，｢考え｣，｢選ぶ｣．そして召命のために｢祈り｣，｢働く｣ことという課題に，より正面から取り組んでいかなくてはいけないと考えます．