2011年4月22日：聖金曜日

2011年4月22日：聖金曜日
　聖週間の二日目。教会は、主の墓のもとにとどまり、主の死をしのび、祭壇の飾りを除き、この日はミサもささげません。（金曜日の日没から土曜日の日没まで）　女子パウロ会のHPのマメ知識を参照しています
【第一部　ことばの典礼】
　聖金曜日の祭儀では、祭壇は十字架もろうそくも祭壇布もない。入祭の歌も歌わず、司式者は祭壇に着くとひざまづいてしばらく祈る。その後、ことばの典礼が続く。第1朗読、第2朗読に続き、ヨハネによるイエスの受難物語を複数の人で語っていく。司祭がイエス役を、信徒の１人がナレーター、１人が登場人物を、信徒全員が周囲を囲む民衆を演じる。信徒がイエスを「殺せ、殺せ、十字架につけろ」と声を合わせて言う場面は、現在にイエスが生きていたら、現在の人も似た行動（マスコミによる袋叩き等）をする可能性を感じました。
　その後、「盛式共同祈願」を、行いました。教会のため、教皇のため、教会に仕えるすべての人のため、洗礼志願者のため、キリスト者の一致のため、ユダヤ教の人々のため、キリストを信じない人のため、神を信じない人々のため、国を治める人々のため、国難に直面する人々のため、そして、東日本大震災の被災者のため、東日本大震災の救援活動を行っている人のために祈りを捧げました。


第1朗読
第2朗読
【第二部　十字架の礼拝】
　司祭は、聖堂入口から十字架を持って祭壇まで進んでいきます。その後十字架賛歌を歌います。


十字架を運びます
十字架の顕示
十字架の礼拝
【交わりの儀】
　司祭は、安置所から聖体の入った容器を祭壇に運ぶ。主の祈りを唱えた後、一同は聖体を拝領する。




聖体拝領
手をのべて祈願